隆鼻注射
(ヒアルロン酸注射)
施術中の確認で
イメージしている鼻へ近づける
「モデルのようなスッとした鼻筋になりたい!でも手術をするのはちょっと…」という方にピッタリなのが、『ヒアルロン酸注射』。ヒアルロン酸はもともと体内にある自然な成分なので、アレルギーの心配はほとんどありません。またメスを使用しないので痛みもほとんどなく、腫れが少なく、施術直後からメイクも可能です。
施術は、まずはカウンセリングで自分の希望の鼻の形を伝えます。次に、注入する範囲をペンでマーキング。そして、痛みを最小限にするために麻酔を行い、鼻の付け根部分から鼻筋・鼻先まで、バランスを見ながら少しずつヒアルロン酸を注入していきます。注入完了までの時間は、わずか10分ほど。自然で美しい鼻筋を手に入れることができる、施術です。
ヒアルロン酸は、約1年間十分な効果が持続し、約2~3年かけて徐々に体内に吸収されます。
横に広がって鼻が太くならない鼻専用のヒアルロン酸
長期持続型ヒアルロン酸注射
当院では横に広がることがなく自然で立体感のある鼻を作ることができる鼻専用のヒアルロン酸をご用意しておりますが、この度、シリコンプロテーゼを挿入したように細い鼻筋を作ることができる長期持続型ヒアルロン酸注射を導入しました。この度導入した長期持続型ヒアルロン酸は、当院が使用している従来の鼻専用の長期持続型ヒアルロン酸と同様に、注入後に水分を吸収しにくいタイプのものなので、鼻が太く横に広がりません。
この度導入した長期持続型ヒアルロン酸は、密度が2.5倍と非常に高く、粘度、硬さがあります。そのため、ヒアルロン酸の持続期間が長く、注入する量などにより個人差はありますが、4~6年くらいかけて吸収されていきます。

また、人間の体の中のPH(アルカリ性)に近い調合をしているため、注入時に痛みがほとんどありません。局所麻酔の注射を行わず麻酔クリームのみで施術ができるため、麻酔注射による余分な腫れがでません。
効果を考えたヒアルロン酸のみを使用
効果を考えたヒアルロン酸を厳選。自然に鼻を高くするとともに、仕上がりの美しさを長く保ちます。
事前のシミュレーションで、手術前の不安を解消
手術の前にじっくりにとカウンセリングを行い、一人ひとりの鼻の形や顔のバランスに合わせてコンピュータでシミュレーション。顔全体の仕上がりを施術前にイメージすることができます。
※ドクターによってはコンピュータシミュレーションを行わない場合もございます。
術中も術後も快適に
施術は、クリームによる麻酔をしてから行うので、術中の痛みは少なくて済みます。そして鏡で注入具合を確認しながら形を整えていきます。

麻酔クリーム

麻酔クリームを塗る様子
こんなお悩みをお持ちの方へ
- ①短時間で鼻を高くしたい
- ②手術には抵抗がある
- ③目と目が離れて見える
- ④腫れると困る、休みが取れない
- ⑤適切な施術で鼻を高くしたい

施術料金
隆鼻注射(ヒアルロン酸注射)
ヒアルロン酸注射 | ¥55,000(税込) |
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長期持続型ヒアルロン酸注射 | ¥165,000(税込) |
【全院】
リスク・副作用・合併症について
隆鼻注射(ヒアルロン酸注射)
※施術方法や施術の流れに関しましては、患者様ごとにあわせて執り行いますので、各院・各医師により異なります。予めご了承ください。
※ホームページ上で掲載されている価格は税込表示となっております。
※当院で行う治療行為は保険診療適応外の自由診療になります。
鼻のヒアルロン酸注射のデザインと仕上がりについて
鼻のヒアルロン酸注射のデザインと仕上がりについて解説させていただきます。


鼻のヒアルロン酸注射は、鼻を高くするために行う治療ですが、ある程度、できることとできないことがあります。また、鼻の部位によって、高くするのが向いている部位と向いていない部位があります。
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1.鼻根部に注入
一番高くするのが向いていて、患者様からのリクエストが多い部位は鼻根部です。
鼻根部を高くする
鼻根部は比較的皮膚のゆとりがあり、ヒアルロン酸を注入するためのキャパシティもあるため、綺麗に高さを出しやすい部位です。
ただし、注入し過ぎると眉間と鼻根部の高さが同じになってしまい、眉間からニョキっと鼻が生えているような不自然な状態になってしまうことがあるので、やりすぎは禁物です。
わし鼻の人に対して、鼻根部にヒアルロン酸を注射することにより、わし鼻を目立たなくすることもあります。
ヒアルロン酸注射で鷲鼻の修正をした症例
わし鼻に対して、鼻根部にヒアルロン酸を注射することにより、わし鼻を目立たなくすることができる
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2.鼻背部に注入
鼻背部にもヒアルロン酸を注入することは可能ですが、鼻背部は鼻根部に比べると皮膚が薄く、薄い皮膚の直下がすぐに骨や軟骨であり、ヒアルロン酸を注入するためのキャパシティが比較的少ないです。
鼻背部は鼻根部に比べると皮膚が薄く、薄い皮膚の直下がすぐに骨や軟骨であり、ヒアルロン酸を注入するためのキャパシティが比較的少ないため、あまりたくさんヒアルロン酸を注入することができない
そのため、鼻背部は、鼻根部ほどたくさんヒアルロン酸を注入することはできませんが、ある程度は注入することができ、高さを出すことが可能です。
鼻背部が少し窪んで、反っているような鼻筋の人が、鼻背部のみにヒアルロン酸注射を希望されることがありますが、あまりたくさん注入することができないことがあります。
どちらかというと、鼻背部は、鼻背部のみにヒアルロン酸注射を希望される方よりも、鼻根部から鼻背部にかけて注入を希望される方のほうが多いです。
鼻背部だけにヒアルロン酸を注入することよりも、鼻根部から鼻背部にかけて注入することが多い
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3.眉間に注入
眉間は皮膚が厚く、皮膚のゆとりもあり、ヒアルロン酸注射が比較的向いている部位です。眉間にヒアルロン酸を注入し、眉間を出すことにより立体感のある顔にすることができます。
眉間にヒアルロン酸を注入し眉間を出すことにより、立体感のある堀の深い顔にすることができる
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4.鼻先に注入※向いていません
一方、鼻先はヒアルロン酸注射が向いていない部位です。
鼻先にヒアルロン酸を無理して注入すると、綺麗に鼻先を出したり尖らせることはできず、鼻先全体に広がり、丸く膨らんだような団子鼻になってしまうことが多いです。
また、鼻先の皮膚はもろく、血行不良になりやすい部位であるため、無理してヒアルロン酸を注入すると、鼻先の皮膚が壊死してしまうことがあります。
そのようなリスクもあり、鼻先のヒアルロン酸注射はお勧めしないことが多く、鼻先を出す場合は耳介軟骨移植をご提案しています。
鼻先にヒアルロン酸を無理して注入すると、鼻先全体に広がり、丸く膨らんだような団子鼻になってしまうことが多い
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5.斜鼻の修正
また、外傷、骨折などで鼻が曲がってしまった人、生まれつきや成長過程で鼻が曲がっている人に対して、ヒアルロン酸注射で鼻筋をある程度真っ直ぐに見せることができます。
なるべく左右対称になるように、凹の部分には注入し、凸の部分には反対側に注入して膨らませれば、注射だけでかなり真っ直ぐに見せることができます。
曲がっている鼻筋を真っ直ぐにするには、なるべく左右対称になるように、凹の部分には注入し、凸の部分には反対側に注入して膨らませる
「通常の鼻専用ヒアルロン酸」と「鼻専用長期持続型ヒアルロン酸」
高須クリニックで使用しているヒアルロン酸は、主に、通常の鼻専用ヒアルロン酸と、鼻専用長期持続型ヒアルロン酸があります。
通常の鼻専用ヒアルロン酸もある程度の硬さがありますが、長期持続型ヒアルロン酸は更に硬さがあります。一般的に、ヒアルロン酸の密度が高く、硬さがあるほうが、鼻筋に注入しても横に広がりにくく、立体感のある、自然で綺麗な鼻筋を作ることができます。
軽い気持ちでちょっとだけ鼻を高くしたいという方は通常の鼻専用ヒアルロン酸で良いですが、ある程度高さを出し、自然で立体感のある鼻筋を作りたいという方は長期持続型ヒアルロン酸をご提案しています。

他院で使用している安価なヒアルロン酸だと、横に流れて、太い鼻になってしまう

通常の鼻専用のヒアルロン酸でもある程度の鼻筋は作れるが、長期持続型ヒアルロン酸に比べると、若干横に流れやすい

長期持続型ヒアルロン酸はヒアルロン酸の密度が高く、硬さがあるため、横に流れず、自然で綺麗な鼻筋を作ることができる
施術の流れ
当院ではお客様がご納得いくまでカウンセリングを行い、施術後のアフターケアもしっかりとサポートさせていただきます。
高須のこだわり
選ばれた注射針のみを使用
高須 幹弥 医師当院の手術の際の局所麻酔注射、ヒアルロン酸注射の際の注射針には、国産のテルモ針、エンジェルニードルなどを使用しています。
一般的に、注射針は、より細く、より切れの良いほうが痛みが少なくなっています。当院で使用している注射針は、細さと切れ味を追及した選ばれた注射針。針を刺す際の痛みが少なく、少しでも患者様の苦痛を少なくするために最善の努力をしています。
高須クリニックの注射針の特徴
①針の細さ
注射をするときの痛みは、一般的に、細い注射針ほうが少なく、太い注射針のほうが痛みが強くなります。それは、皮膚や粘膜に注射する際、注射針で皮膚や粘膜の表面に小さな穴を空け、針先が中に入っていくからです。当然、細い針のほうが表面を傷つけるダメージが少なく、痛みが少なくなります。
しかしながら、注射する部位によっては、あまりに細すぎる注射針を使用すると、針が皮膚の硬さに負けてしまい、刺さらない場合も。当院では様々なG(ゲージ)※の注射針を取り揃えており、皮膚の硬さに負けない硬さの注射針で、細いものでは30~34G(ゲージ)※のものをご用意しています。
注射する部位によって使用する針を替え、少しでも患者様の痛みが少なくなるように努力しています。
※G(ゲージ):注射針の太さの単位。 数字が大きいほど細くなります。
②針の外径に対して内径が大きい
当院では、針の外径に対して内径の大きい注射針を使用。
麻酔液やヒアルロン酸、などを注射する際、薬液は注射針の内腔を通過して注入されます。外径に対して内径が大きい注射針のほうが、薬液が内腔を通過する時の圧力に対する外径の太さが細いため、その分、細い針を使用することができます。結果的に患者様の痛みが少なくなります。
③針の切れ味が鋭い
当院では切れ味の鋭い注射針を使用。
切れ味が鋭い注射針は、皮膚や粘膜を貫く際、抵抗が少なくスムーズに針が入っていくため、痛みが少なくなります。④様々な長さの注射針を取り揃えている
一般的に、薬液を注入する際、浅い層に注入する場合は短い注射針を用い、深い層に注入する際は長い注射針を用います。
当院でも同じように、皮膚の狭い範囲に注入する際には短い注射針を用い、広い範囲に注入する際には長い注射針を用いて注射を行っています。特に、広い範囲に注入する場合、短い注射針で行うと、何回も針を刺すことになってしまい、その分、患者様の痛みが強くなります。そのため、広い範囲に注入時には、少しでも痛みを軽減させるために専用の長いカテラン針などを使用しています。
手術後、注射後などの腫れを引かせる漢方薬「治打撲一方」について
高須 幹弥 医師当院では、手術後や注射後などの腫れを早く引かせる漢方薬「治打撲一方(ヂダボクイッポウ)」を常備しております。
治打撲一方は、元来、その名が示すよう、打撲の治療に用いる内服薬であり、江戸時代中期の医者香川修庵によって考えられた薬です。
患部の血行をよくするとともに、腫れや痛みをやわらげる効果があります。
打撲以外にも、外科手術後の腫れや痛みに対しても一般的に使われており、美容整形の手術や注射などの後にも使用することができます。【治打撲一方の成分】
漢方薬は、自然の草や木からとった「生薬」の組み合わせでできています。
治打撲一方の構成生薬は下記の7種類です。
・桂皮(ケイヒ): クスノキ科カツラの木の樹皮を乾燥させたもの。薬効は、体を温め、痛みを止め、血行を改善する作用があります。
・川芎(センキュウ): セリ科センキュウの根茎を乾燥させたもの。薬効は、血液循環をよくし、痛みを止める作用があります。
・川骨(センコツ): スイレン科コウホネの根茎を乾燥させたもの。薬効は、血液循環と水分の循環をよくし、内出血を治す作用があります。
・甘草(カンゾウ): マメ科カンゾウの根を乾燥させたもの。薬効は、消化を整え、痛みを止める作用があります。
・大黄(ダイオウ): タデ科ダイオウの根茎を乾燥させたもの。薬効は、便通をよくし、血行を改善する作用があります。
・丁子(チョウジ): フトモモ科チョウジノキの蕾。薬効は、腹を温め、痛みを止める作用があります。
・撲樕(ボクソク): ブナ科クヌギの樹皮を乾燥させたもの。薬効は、皮膚の排膿を促す作用があります。桂皮と丁子は発散性の生薬で、患部の熱や痛みを発散して治します。
大黄と樸樕には収斂作用があり、熱や腫れを冷ます効果が期待できます。
そのほか、血液循環をよくする川芎、止血作用の川骨、緩和作用のある甘草などが配合されます。
これらの成分が一緒に働くことで、相乗作用があり、よりよい効果を発揮します。用法
通常、朝昼夕の3回、1包2.5gずつ、食前又は食間に経口服用します(1日3包内服するということです)。
主に手術後の腫れの強い間に内服します(手術後3日~2週間程度のことが多いです)。
手術、注射などの治療後に服用を希望される方に処方させていただきます。料金
1包 : ¥110(税込)【全院】
内出血を早く引かせる薬「ケラスキンクリーム」
高須 幹弥 医師高須クリニックでは、内出血を早く引かせる薬「ケラスキンクリーム」を常備しています。
主成分は、ラクトフェリンをナノ脂質(リポソーム)に封入したもので、皮膚に浸透しやすく、お肌に優しいクリームです。
ラクトフェリンとは、母乳・涙・汗・唾液などの分泌液に含まれる鉄結合性の糖タンパク質です。
内出血は、赤血球中のヘモグロビンに含まれる鉄の色が大きな素ですが、ラクトフェリンは鉄と結合して排出する作用(鉄キレート作用)が非常に強く、内出血の色を早く消す効果があります。
また、ラクトフェリンには抗炎症作用や、抗菌作用、抗酸化作用もあり、メタロプロテアーゼ(細胞外マトリックスを分解する酵素)に対するキレート作用もあります。
サイトカインの過剰な産生を抑制し、炎症部位における白血球の過剰な動員および活性化を阻害する状態になり、内出血の回復に効果が期待されます。
当院では、ヒアルロン酸などの注射による治療の際、極細の注射針を使用し、細心の注意をはらい、治療しているため、内出血は起こりにくいのですが、体質などの理由により、稀に起こってしまうことはあります。
目元の手術やエイジングケア手術などでも内出血が生じてしまうことはあります。
内出血が生じてしまうと、通常、治まるまでに1週間程度かかり、長い場合は2週間程度かかってしまうこともあります。
その場合、ケラスキンクリームを用いることにより、早く内出血を引かせることができます。使用方法
1日2回、患部の皮膚に塗布し、指で優しくマッサージします。
1回につき約0.15ml使用しますが、部位によって適宜増減し、調整します。
薬を塗布し、皮膚に吸収された後、メイクをしていただくことができます。
手術後の縫合してある傷の部分にケラスキンを塗布することも可能です(抜糸する前の糸がついている傷に塗布することが可能ですが、糸がついている状態の傷にメイクすることは勧めていません)。料金
5ml : ¥2,200(税込)【全院】
術前・術後の注意事項・アフターケア
施術時間 | 10分 |
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術後の通院 | なし |
術後の腫れ | ごくわずか(個人差あり) |
カウンセリング当日の治療 | 可能 |
入院の必要性 | なし |
麻酔 | クリーム麻酔 |
シャワー | 当日より可能 |
メイク | 直後より可能 |
洗顔 | 直後より可能 |
術後に眼鏡やサングラスをかける場合、鼻をかむ場合の注意点
ヒアルロン酸を注射し、鼻を高くしたり、鼻筋を通した場合、ヒアルロン酸はしばらく不安定な状態にあります。ヒアルロン酸はジェル状の物質であり、鼻筋に注入して鼻の形を整えた場合、しばらくの間は、注入した部位に強い外力を加えると、中のヒアルロン酸が少し移動し、形が変わる可能性があります。
特に、注入した日とその翌日くらいが不安定な状態であり、その2日間の間に、必要以上に強く指でぐいぐい鼻を動かしたりすれば、注入したヒアルロン酸の形が少し変わる可能性も0ではありません。そのため、注入した日とその翌日は、眼鏡やサングラスをかけないのが無難です。
注入直後から、重たい眼鏡やサングラスを長時間かけて、鼻のヒアルロン酸を注入した部位に強い重みがかかれば、わずかに注入したヒアルロン酸の形が変わる可能性があるからです。
ただし、鼻のヒアルロン酸注射と同時に二重まぶた埋没法や切開法などの目もとの手術をして、どうしてもサングラスをかけて帰りたいという人や、目が悪いけど、眼鏡は持っているが、コンタクトレンズは持っていないという人もいらっしゃいます。そのような場合、私(高須幹弥)に関しては、注射当日や翌日であっても、鼻のヒアルロン酸注入部位に強い重みがかからなければ、短時間なら眼鏡やサングラスをかけてもらっても良いと言います。
ここでいう「短時間」というのは、短ければ短いほど安全という意味で、5分で済むなら5分が良いし、15分で済むなら15分にしとくのが良いし、どうしても2時間サングラスをかけないといけないのなら、しょうがないので2時間かけていただくということです。
また、注入した日と翌日くらいは、鼻をかむ際、注入した部位をなるべく強く押さえないようにし、軽くかんでいただくのが無難です。高須クリニックのヒアルロン酸で、鼻に使用しているものは、通常のものも長期持続型のものも、鼻専用のヒアルロン酸であり、ヒアルロン酸の密度が高いため、比較的固く、注入後早期でも、外力を加えても変形しにくいものです。
注入後2日目(注入した翌々日)には、普段通り、眼鏡やサングラスをかけていただいてもいいし、必要なら強く鼻をかんだりしていただいても大丈夫です。術後の洗顔、メイク、入浴について
注射の後は、当日からメイク、洗顔してもらっても大丈夫です。極細の注射針で行うため、直後でも腫れはわずかです。注射した後は、お帰りいただくまでの間しばらく、氷嚢(アイスノン)で冷していただきます。5~10分程度冷やしていただき、針穴から出血していなければ、メイクをして帰っていただいても大丈夫です。
もちろん、洗顔もしていただいて大丈夫です。
入浴に関しては、注射した当日は、身体が温まって血流が良くなることによって、腫れが出やすい状態にあるため、軽めのシャワー程度にしておくのが無難です。どうしても注射した当日に湯船に浸かりたい場合は、ぬるま湯に短時間(5分以内くらい)の入浴くらいに済ませるのが無難です。
同じ理由で、注射した当日のサウナ浴、岩盤浴も避けるのが良いです。注射した翌日には、普段通りの入浴をしても大丈夫です。サウナ浴、岩盤浴なども翌日から可能です。術後の運動について
注射した当日は激しい運動は控えていただくのが無難です。
極細の注射針で行うため、直後でも腫れはわずかです。注射後の痛みもほとんどありません。
しかし、あくまで、針を刺して注入を行っているので、激しい運動をして、血流が良くなると、針を刺したところが、多少腫れてくることがあります。場合によっては、注射直後はほとんど腫れていなかったのに、注射した当日に激しい運動をしたことにより、内出血が生じて、青くなってくることもあります。
注射当日に激しい運動をしたことにより、腫れてきたり、内出血を起こしても、必ず引くし、最終的な仕上がりに特別影響が出ることはまずないのですが、せっかくダウンタイムのないほとんど腫れない治療なのに、腫れや内出血が出てしまうと、悲しいものがあります。そのため、注射した当日は、普通に歩いて帰ったり、家事をしたりする動作くらいは問題ありませんが、激しい筋力トレーニング、ランニング、エアロビクスなどはあえて行わないのが無難です。
ただし、注射した当日は絶対に運動してはいけない、注射当日に運動をすると取り返しのつかないことになるというわけではないので、注射した当日にどうしても運動したいという人は、腫れや内出血が出る可能性があることを頭の中に入れ、自分の身体と相談しながら運動してください。術後のエステ・自宅で行う顔のマッサージの注意点
注入部位以外は当日からマッサージしていただいて大丈夫ですが、注入部位は1週間強いマッサージをしないでください。
注入して間もない時期(特に3日間くらい)は、あまり注入部位をマッサージすると、腫れが出てきたり、注入したヒアルロン酸が移動したり、周囲に広がる可能性があります。
1週間経過すれば、まず大丈夫です。
リスク・副作用・合併症について
内出血について
ヒアルロン酸などの注射による治療をする際に、最も高い頻度で生じるリスクは、注射後の内出血です。
注射後の内出血は全ての人に生じるわけではありません。
むしろ内出血を生じない人のほうが多く、内出血が生じてしまうのはだいたい10人に1人くらいの割合です。
内出血が生じる原因のほとんどは、注射針が偶発的に細い血管に当たってしまうことです。
私達医師は注射する際、なるべく針が血管に当たらないように注意深く丁寧にさせていただいておりますが、どれだけ慎重に注射しても、10分の1程度の確率で内出血は生じてしまいます。
程度の軽い内出血であれば、1週間くらいでほとんど消えていますが、運悪く強い内出血が出てしまうと、消えるまで2週間程度かかることがあります。
しかし、注射による治療の後は治療当日からメイクをすることができるので、内出血が出てしまってもファンデーションやコンシーラーで隠すことができます。
また、なるべく内出血を生じないようにするためには、私達医師が丁寧に治療することはもちろん、注射した当日は熱いお風呂に長時間浸ったり、サウナに入らないこと、激しい運動はしないこと、お酒を飲みすぎないこと、注射した部位を必要以上に弄らないことなどが大切です。仕上がりにわずかな左右差が生じる可能性について
鼻のヒアルロン酸注射のリスク、副作用に、仕上がりの左右差が生じる可能性というものがあります。
そもそも、人間の顔は必ず左右非対称にできています。
鼻も必ず非対称にできています。
土台の骨格には必ず非対称、歪み、曲がりがあり、それにより、鼻筋も曲がり、鼻先は左右のどちらかに向いており、小鼻の形、小鼻の付け根の位置、鼻の穴の大きさ、鼻の穴の形、鼻柱の形、鼻中隔なども必ず左右差があります。
そのため、仮に、完璧に左右対称にヒアルロン酸の注射を行ったとしても、元の鼻の土台の非対称があるため、必ずわずかな非対称は生じてしまうことになります。
また、ヒアルロン酸注射というのはあくまで、生身の人間の体を生身の人間の手で扱う行為です。
コンピューターで絵を描くように、完璧に左右対称に仕上げることは現実的、物理的に不可能です。
我々高須クリニックのドクターは、なるべく左右差が出ないようには最大限の努力はさせていただきますが、上記の理由から、必ずわずかな非対称は生じることになり、コンピューターグラフィックスのような完全なシンメトリーにすることは不可能です。
仕上がりが完璧に自分の理想の形にならないことがある可能性について
鼻のヒアルロン酸注射のリスク、副作用に、仕上がりが完璧に自分の理想の形にならないことがある可能性というものがあります。
鼻のヒアルロン酸注射を希望される患者様の中には、鼻の高さ、形、細さなどのデザインを非常に細かく要望される方がいらっしゃいます。
中には、憧れの芸能人などの顔の写真を見せて、「この人と同じような高さ、形の鼻にしたい」などのようにおっしゃり、他人と全く同じ鼻にしようと希望される方もいらっしゃいます。
しかし、ヒアルロン酸注射というのはあくまで、生身の人間の体を生身の人間の手で扱う行為です。
コンピューターで絵を描くように、何でも自由自在に形を変えることは現実的、物理的に不可能です。
また、鼻や鼻周囲の構造は、人によって千差万別であり、鼻のついている位置、鼻の骨や軟骨の構造、額の形、額の出具合、眉間の形、額の出具合、口元の形、口元の出具合、鼻の皮膚の厚み、鼻先の脂肪のつき具合、鼻翼の形、大きさなど、必ず解剖学的な個人差があります。
土台が違うのに、表面的にヒアルロン酸注射で鼻を高くして鼻筋を通しても、他人と全く同じ鼻を作ることは、やはり現実的、物理的に不可能です。
我々高須クリニックのドクターは、なるべく患者様の希望の形に近づくようには最大限の努力はさせていただきますが、上記の理由から、患者様が非常に細かいデザインを要望される場合、完璧にその通りに仕上げるのは不可能である場合が多いです。
アレルギーが生じる可能性について
当院では、注射用ヒアルロン酸は比較的アレルギー症状の出にくいものを使用しております。
そのため、ヒアルロン酸注射後にアレルギー症状が出ることは滅多にありません。
しかし、患者様の体質によっては、アレルギー症状が出る可能性は0ではありません。
ヒアルロン酸自体は元々体内にも存在する物質であるため、ヒアルロン酸そのものに対してアレルギーが生じることは考えにくいのですが、ヒアルロン酸製剤の基剤にアレルギー反応が起こる可能性があるからです。
どんなお薬でも、使う人の体質によってはアレルギーが生じる可能性があるように、どんなヒアルロン酸注射でもアレルギーが生じる可能性があります。
もし、アレルギー症状が出る場合は、注射後数分から数時間後に注射部位が赤く腫れ上がってくることが多いです。
数時間以内にアレルギー症状が現れなくても、数時間以上経過してから症状が現れる可能性もなくはありません。
万が一アレルギー症状が現れた場合、ヒアルロニダーゼで注入したヒアルロン酸を分解させるなど、最善の処置をさせていただきます。
注入後の感染について
ヒアルロン酸注射のリスク、副作用に、注入後の感染があります。
当院では、ヒアルロン酸注射をする際、注入部位の皮膚を消毒し、無菌操作下に行います。
また、使用するヒアルロン酸製剤は、滅菌処理済みで使用期限内のものを使用しています。
他院で行われているような、1本のヒアルロン酸を1回で使い切らず、余った残りのヒアルロン酸を取り置き保管し、後日また同じ患者様に残りのヒアルロン酸を注射するようなことは、当院では致しません(これを行うと、保管中に雑菌が繁殖し、注入時に感染症が起こる確率が上がるため、基本的にヒアルロン酸メーカーも推奨してません)。
1本のヒアルロン酸を複数の患者様に使い回したりすることもありません(これも感染症を起こす可能性があるため、メーカーは推奨していません)。
厳重な無菌管理下にヒアルロン酸注射を行えば、感染症を起こす可能性は極めて低いです。
しかし、どれだけ厳重に無菌管理下にヒアルロン酸注射を行っても、感染症を起こす可能性は0ではありません。
ヒアルロン酸注射後に感染症を起こす場合、注射当日から数日くらいで注入部位が赤く腫れて痛みが出てくることが多いです。
万が一感染症を起こした場合、抗生剤の投与等、最善の処置をさせていただきます。
血管の閉塞による血流不全、皮膚壊死
鼻のヒアルロン酸注射のリスク、副作用に、血管の閉塞による血流不全、皮膚壊死というものがあります。
鼻にヒアルロン酸を注入するとき、偶発的にヒアルロン酸が血管内に入ると、ヒアルロン酸の粒子が血管の末梢の細い部分を閉塞し、その血管の支配流域の血流不全を起こすということが非常に稀に起こり得ます。
動脈の血流不全を起こすと、ヒアルロン酸注射直後から数時間後にかけて、その血管の支配流域の皮膚が白くなって痛みが出たりします。
閉塞の状態が酷い場合は、動脈の支配流域の皮膚が強く腫れたり、皮膚壊死を起こす可能性も0ではありません。
こういったヒアルロン酸注射による血管閉塞の合併症は、実際に起こる確率は非常に稀で、高須クリニックではこのリスクを避けるために、解剖学的な血行支配を熟知し、血管を避けるように針の刺入部位、刺入する層の深さを考慮してヒアルロン酸を注入する、注入する際、皮膚の色調の様子を見ながらゆっくり注入するなどの細心の注意を払って行っております。
それでも万が一閉塞した場合に備えて、注入したヒアルロン酸を分解するためのヒアルロニダーゼや、血管を拡張させ、血行を良くするためのプロスタグランジン製剤の軟膏、注射、点滴などを配備しています。
注射後、注入部位を過度にいじったり揉んだりすると腫れる可能性がある
ヒアルロン酸注射のリスク、副作用に、ヒアルロン酸注入後間もない時期に注入部位を過度にいじったり揉んだりすると、注入部位が腫れてくる可能性があるということがあります。
ヒアルロン酸は、注入してからその部位の皮膚や組織にある程度馴染んでくるまで2~3日かかります。
そのため、ヒアルロン酸注射後2~3日の間に過度に注入部位をいじったり揉んだりすると、注入部位の皮膚や組織に炎症が起こり、腫れてくることが稀にあります。
時々、患者様で、ヒアルロン酸注射後に注入部位が気になって気になって、注射当日や翌日に必要以上にいじったり揉んだりしてしまう方がいらっしゃいますが、その場合、いじったり揉んだりするのが度が過ぎると腫れてくることがあります。
美容整形した部位が気になる気持ちはわかりますが、気にし過ぎていじりすぎたりするのは逆によくありません。
もし、いじりすぎたり揉みすぎたりして腫れてきた場合、感染などが起こっていない場合は、数日程度安静にしていれば腫れは引いていくことが多いです。
他の施術との比較
ヒアルロン酸注射 | 長期持続型ヒアルロン酸注射 | シリコンプロテーゼ | |
---|---|---|---|
施術時間 | 10分 | 10分 | 30分 |
術後の腫れ | ほとんどなし | ほとんどなし | 強い腫れは3~7日間 (個人差あり) |
施術の痛み | 麻酔クリームをぬってから注射するので極くわずか | 麻酔クリームをぬってから注射するので極くわずか | 麻酔クリームをぬってから極細の針で麻酔の注射をするので極くわずか |
持続性 | 1年間は十分な効果が持続し、2~3年で吸収されてなくなる。 | 通常のヒアルロン酸の約3倍の持続効果 | ヒアルロン酸のように吸収されてなくなることは、ありません。 |
高さ・自然さ | 自然に高くする分には問題ないが、極端に高くすることは難しいことがある。 | かなり高くしてもヒアルロン酸は横にひろがることはなく、自然で立体感のある鼻がつくれる。 | かなり高くしても自然な鼻がつくれる。 |
安全性 | 高い | 高い | 高い |
料金 | ¥55,000(税込) | ¥165,000(税込) | ¥385,000(税込) |
ドクターズボイス
鼻筋を通すと、目もともシャープに強調され、顔全体がぐっと整った印象になります。鼻を形よく高くする方法には、このヒアルロン酸注射以外にプロテーゼの挿入も。高くしたい度合いによって、また望んでいる効果の持続期間によって、どちらがあなたに向いているかをカウンセリングでじっくりと話し合い、最適な方法を決めましょう。
施術方法は200種類以上
どんなお悩みでも
ご相談ください
当サイトは高須クリニック在籍医師の監修のもとで掲載しております。
2018年6月1日に厚生労働省より施行された医療広告ガイドラインに基づき、
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高須クリニックお客様コールセンター
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0120-5587-10 0120-5587-35電話受付時間:9:30〜22:00(日曜・祝日は21:00まで)
診療時間:10:00〜19:00